3時のおやつ

観たドラマの感想を置いておく場所。ネタバレがある場合があります。

20151026

ダブルフェイス 偽装警察編

刑事である高山亮介(香川照之)は、家族も無く荒れていた少年時代に織田組組長の織田大成(小日向文世)に出会い、実の親子のように世話をしてもらい大学に進学。そして「ファミリー(織田組)を守るため」と言う織田の命を受け刑事になり、警察官として実績を残すとともに内部機密を密かに織田に報告していた。そして織田組内部にいる潜入捜査官を探すように織田から言われていた亮介は、菅原警備部長(平田満)からも警察内部にいる織田組の潜入員を探す仕事を受ける。しかし小野寺警視正の死亡以後、警察の同僚から冷たい視線を受けるようになっていた。
ある日亮介は、織田から有力政治家の娘・万里(蒼井優)に近づき、関係を持つよう指示される。いざというときに「ファミリーを守るためだ」と言う織田。その指示に従い万里に近づく亮介だが、「自分の人生は自分で決める」との万里の言葉に、今までに持ったことのない感情を抱く。そんな亮介に対し、さらに非情な要求を突きつける織田。亮介は表の顔と裏の顔の間で深く苦しみ、自分の生き方に疑問を感じ始めていく。
そんな亮介を見て、彼が「誰にも言えない秘密を抱えているのでは?」と感じた万里は、精神科医の奈緒子(和久井映見)にアドバイスを求める。「誰にも言えない秘密を抱えている」この言葉を聞いた奈緒子は、姿を見せなくなった純(西島秀俊)を思い出した。
小野寺警視正やヒロシの死んだ際の警察と織田組の銃撃戦以後、純は潜入捜査に行き詰まりを感じていた。表向きは織田組の幹部でありながらも実は警察の潜入捜査官である純だが、警察に復帰する希望を失い、心を通い合わせた奈緒子との連絡も絶って、空虚な日々を過ごしていた。
そんなある日、純の携帯に小野寺警視正の携帯から着信が入る。死んだはずの小野寺の携帯から、いったい誰が?何のために?電話を受けた純は言葉を話さなかったが、発信者は小野寺が純と連絡を取り合っていた方法でメッセージを残した。電話をかけたのは亮介だった。折り返し電話をかけた純に、亮介は言った「俺と、手を組まないか?」。
亮介と純。正反対の「表」と「裏」の2つの顔を持ち、決して相容れることの無かった2人の運命が、大きく動き始めようとしていた。

ダブルフェイス|TBSテレビ

うわー。これは。後味悪すぎる!だれも救われなかった・・・。
でもハッピーエンドじゃないのがいいよね。
ラストこれで全部片付いて、これからまっとうな人生を歩むんだ!って思ってた矢先に新しい親分がでてきて、「これからも頼むよ!」って言われてエレベーターで下に下りていくシーンが本当に印象的過ぎた・・・。ヤクザからはなかなか抜け出せないのね。
警察に潜入してるのは自分だけかと思ったら、実はほかにもいたっていうところが怖かった。あまり情報を教えてもらってない人だったから良かったけど、賢い人だと怖いよね・・・。親分が死んだことも疑われそうだし。
親分が「ファミリーの為だ」ってよく言ってたけど、ピンチになった時いちもくさんに逃げ出したからファミリーって・・・って思ってしまったわ。
新しい親分は、織田組のみなさんがいろんな情報をお土産にやってきたから警察に潜入してる高山の存在を知ったのかな??
でもさぁ、高山の部屋にいたときに森屋があの封筒に気付かなかったら死なずに済んだのかなぁ?あの時蒼井優の生き方に感銘を受けてまっとうに生きてみようとしてたもんね~。まさかあそこで撃たれてしまうと思わなかったわ! 
ラストの火葬場で先生と高山がお話するシーンで先生が森屋について「この人本当は警察だったんですよ」って言い出して、殺されやしないかドキドキしたわ!なんともなくって良かった。にしても遺影の笑顔が素敵すぎた(笑)。

 あーインファナル・アフェアも観たくなってきた!

ダブルフェイス ~潜入捜査編・偽装警察編~ [DVD]

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